インストラクターという仕事に就いて15年になります。
幸せなことに、この15年間で数え切れない程のお客様と出会うことができました。
最近はレッスンに出ることも少なくなってしまいましたが、レッスンに出るときは
今でもワクワクしながら、新しい出会いに感謝をしています。
インストラクターになる前、私は7年ほど飲食店で料理人をしていました。
顔の見えないお客様に料理をお出しして「美味しい」と言ってもらうことが料理人としての喜びでした。
そう言った意味では、私は接客業という仕事に縁があるのだと思っています。
どちらの職種にも共通することですが、お客様に喜んで頂くためには「自分本位」な考え方ではいけません。
どんな仕事でも長く続けていると、いつしか「ベテラン」と呼ばれる豊富な経験や知識、自信を兼ね備えた存在となります。
ここで気をつけないといけないのが、先にも言いました「自分本位」な考えになってはいけないということです。
自分の経験や知識を基準にレッスンを進めてしまうと、時にお客様の気持ちや考えを置き去りにしてしまう場合があります。
お客様がどのような考えや思いでレッスンに入校してくださったのか?
このお客様の思いを1番大切にレッスンできるインストラクターが、私から見ると素晴らしいインストラクターだと思います。
そんな素敵なインストラクターで溢れかえるスクールでありたいと日々考えています。
これからもどれだけ沢山のお客様と出会えるのか想像するだけでワクワクします。
そしてこんな気持ちにさせて下さるお客様に心から感謝し、「成功体験」「喜びの共有」という形でお客様に恩返しができればと思っています。
chef’s life 〜校長の密かな想い〜 その2 でした!